ものづくり補助金グローバル型

株式会社アカウティング代表(公認会計士)の若杉です。

今回は、新しく公募になりました令和2年補正予算【ものづくり補助金グローバル型】について概要を説明します。

 

■概要

中小企業者等が海外事業の拡大・強化等を目的とした「革新的な製品・サービス開発」又は「生産プロセス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等を支援。

 

グローバル型として、下記①~④のいずれかに該当する事業であることが必要。

 

①海外直接投資

②海外市場開拓

③インバウンド市場開拓

④海外事業者との共同事業

 

■グローバル型の4つの型とは?


①類型:海外直接投資
・国内事業と海外事業の双方を一体的に強化し、グローバルな製品・サービスの開発・提供体制を構築することで、国内拠点の生産性を高めるための事業であること。
・具体的には、国内に所在する本社を補助事業者とし、補助対象経費の2分の1以上が海外支店の補助対象経費となること、又は海外子会社(半数以上の発行済株式の総数又は出資価格の総額の2分の1以上を補助事業者が所有している、国外に所在する会社)の事業活動に対する外注費(本補助金の補助対象経費の範囲に限る。一般管理費は含まない。事業実施に不可欠な開発・試作にかかる業務等を想定)若しくは貸与する機械装置・システム構築費(本補助金の補助対象経費の範囲に限る。)に充てられること。
・国内事業所においても、単価50万円(税抜き)以上の海外事業と一体的な機械装置等を取得(設備投資)すること。
・応募申請時に、海外子会社等の事業概要・財務諸表・株主構成が分かる資料、実績報告時に、海外子会社等との委託(貸与)契約書とその事業完了報告書を追加提出すること。


②類型:海外市場開拓
・国内に補助事業実施場所を有し、製品等の販売先の2分の1以上が海外顧客となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること。
・応募申請時に、具体的な想定顧客が分かる海外市場調査報告書、実績報告時に、想定顧客による試作品等の性能評価報告書を追加提出すること。


③類型:インバウンド市場開拓
・国内に補助事業実施場所を有し、サービス等の販売先の2分の1以上が訪日外国人となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること。
・応募申請時に、具体的な想定顧客が分かるインバウンド市場調査報告書、実績報告時に、プロトタイプの仮説検証の報告書を追加提出すること。


④類型:海外事業者との共同事業
・国内に補助事業実施場所を有し、外国法人と行う共同研究・共同事業開発に伴う設備投資等であり、その成果物の権利(の一部)が補助事業者に帰属すること(外国法人の経費は、補助対象外)
・応募申請時に、共同研究契約書又は業務提携契約書(検討中の案を含む)、実績報告時に、当該契約の進捗が分かる成果報告書を追加提出すること。

 

■補助金額は?

補助金額: 1,000万円~3,000万円
補助率 :中小企業者 1/2、小規模企業者・小規模事業者 2/3

 

■注意点は?(1)賃上げ

通常のものづくり補助金では、賃上げ要件があります。グローバル型でも同じく賃上げが求められます。

・事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加。
(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年率平均1%以上増加)
・事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にする。

補助金採択時には上記の賃上げが必要となります。

 

■注意点は?(2)事業期間

交付決定日から12ヶ月以内(ただし、採択発表日から14ヶ月後の日まで)に設備投資(支払まで)が完了している必要があります。

例えば、11月に申請して1月に採択され、2月に交付決定がおりた場合には、令和3年2月~12か月以内に設備投資完了する必要があります(逆に、契約発注支払いもそこからでないとできない)。

 

■スケジュールは?

直近の締め切りは 令和2年11月26日(木) 17時 になります。

なお、これ以降も、令和3年2月以降、3カ月おきに締切が設けられています。

 


補助金申請等にご興味ある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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