ものづくり補助金 交付申請

皆様こんにちは、つるつるです。
先日、ものづくり補助金の交付申請説明会に行ってまいりました。
交付申請? 採択されれば終わりじゃないの?
ついそう思ってしまいがちですが、実はものづくり補助金は採択されてからが長いのです。
今回はそんなものづくり補助金、特に交付申請について触れていきたいと思います。
【ものづくり補助金の流れ】
ものづくり補助金の流れは以下のようになっています。
- 公募
- 採択
- 交付申請 ←いまココ!
- 交付決定
- 事業開始
- 中間監査
- 実績報告
- 補助金の支給
……なんだか気が遠くなりますね。
滞りなく進んでも8.の補助金支給は来年の2月頃になるようです。
【交付申請】
では、まず差し迫った交付申請はどのように対処すれば良いのでしょうか。
交付申請を行うには、その名の通りな「交付申請書類」が必要です。
交付申請書類は各都道府県によって取得方法が異なるようですが、神奈川県ではHPからダウンロードできます。
https://www.chuokai-kanagawa.or.jp/now_mono/
交付申請に必要な書類は以下のようになります。
- 様式第1
- 様式第1の別紙(補助事業計画書)
- 見積書
(場合によって 相見積書 or 業者選定理由書) - 積算基礎内訳シート(交付申請用)
- 最寄り駅から補助事業実施場所への経路図
- セルフチェックリスト
- CD-R(様式1,別紙,積算基礎内訳シートを格納)
◎様式第1・別紙
様式第1は所謂表紙のようなもので、特別難しい物ではありません。
別紙は事業の経費や取組内容など、記載する項が多くて厄介そうですが……実は、公募時の申請用紙に記載されている物ばかりです。
ですので、公募申請時の資料を転記してしまえばこれも解決です。
◎見積書
見積書も交付申請時に用意しているかと思いますが、注意しなければいけない点があります。
今回は「有効期限が発注時(事業開始後)まで有効である」必要があるのです。
説明会では交付申請から交付決定・事業開始までに約1ヶ月掛かるとの話でしたので、
見積書を用意してもらう際には期限を長く取ってもらわないと修正などで何度も提出する事になるかもしれません。
なお、税抜単価50万円以上の設備等がある場合、相見積書を用意する必要があるのですが、
それが難しい場合は「業者選定理由書」を添付する事で回避する事ができます。
しかしこの選定理由書はチェックが厳しいとの事なので、なるべく相見積書を用意したいところです。
◎積算基礎内訳シート
集めた見積書を元に、表計算シートに入力していくと、事業経費と補助金交付額が算出されます。
大抵の計算はシート内で勝手に処理してくれますので、転記を間違えなければ後は問題ない物です。
導入する設備などが大口の物一本でしたら入力の手間も少なく、すぐに終わるでしょう。
◎その他
経路図はgoogle mapなどインターネット上の地図ツールを使用し、その図をキャプチャすれば問題ありません。
セルフチェックリストも書いてある事にチェックを付けていくだけですから問題ないでしょう。
CD-Rは人によっては格納する作業その物が厄介かもしれませんが……データ自体は既出なので手間は掛かりませんね。
後は各都道府県へ提出すれば交付申請完了です。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
最初は面倒に思えましたが、大体が公募時に用意している物なので意外と簡単に見えてきませんか?
有効期限がある見積書に関しては注意が必要ですが、それ以外は厄介な事もありません。
見事採択を受けたのですから、無事に補助金支給まで迎えたいですね。
その為にも、まずは交付申請を済ませてしまいましょう♪
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